京都掃除に学ぶ会は、掃除という市民活動を通じ環境美化を努める団体です。毎月1回の月例で寺社仏閣や学校、福祉施設のトイレをお借りして心磨きの実践を行っています。国税庁長官承認による認定NPO法人「日本を美しくする会」に所属しています。
日時:令和5年6月10日(土)7:00~9:30
場所:長楽寺 地図
〒605-0071 京都市東山円山町626番地
持ち物:参加費500円(お掃除のお道具代です。※学生無料)
※汗拭きタオル、水分補給の飲み物、手袋、トイレ掃除用に長靴又はサンダル
★グループ分けなどの準備のため、令和5年6月3日(金)までにお申し込みをお願いいたします。
今回は、安楽寺さんでお掃除をさせていただきました。
安楽寺さんでお掃除させていただくのは初めてです。
正式名称は住蓮山安楽寺で、法然上人のお弟子さん、住蓮上人と安楽上人が開基されました。
この両上人の称える礼賛はとてもすばらしかったそうで、多くの人々が出家を希望し、
その中には、後鳥羽上皇の寵愛を受けてい松虫姫と鈴虫姫も、その念仏の教えに感銘を受けたそうです。
この二人の姫君は出家を乞い、その熱意に両上人も罰を受ける覚悟で出家させることを決意された
というお話が伝わっています。
お寺の中には公開日のみオープンされるカフェ、「Momiji-椛-」があり、
飛騨高山の大工さんによる日本の伝統的な建築方法で建てられているそうです。
この日は特別拝観ができる最終日となっていて、漆喰のアート作品も展示されていました。
古い歴史を持ちながら、新しいことにもチャレンジされる、伝統と革新が融合する素敵なお寺です。
お掃除は、トイレ掃除と廊下や柱の拭き掃除、お庭の落ち葉掃きや草抜きをさせていただきました。
閉会式では、前ご住職から、安楽寺建立にまつわるエピソードやご仏像のご紹介などをしていただき、
歴史あるお寺でお掃除させていただき、改めて有難さを感じました。
そしてこの日は、お掃除の会で使う掃除道具を保管していただいている、
タナカテックの前社長、田中稔さんのご葬儀の日でもありました。
今、私たちが活動できているのは、多くの方の支えがあったからこそです。
その方々が、掃除の会に込めていた想いはどんなものだったのか。
そして、私たちは今の時代をどう生き、未来へ向かってどんな想いを繋いでいきたいのか。
田中稔さんの訃報に接し、改めて掃除の会の在り方について考える機会となりました。
心から冥福をお祈りいたします。
来月は、壬生寺さんでお掃除をさせていただきます。
この時期、春の大念仏会が4/29(土)~5/5(金)に開催されます。
壬生狂言の舞台となる重要文化財の狂言堂をお借りしてお掃除させていただきますので、
みなさまのご参加をお待ちしております!
3月は、松尾大社さんでお掃除をさせていただきました。
この日は3月11日で、12年前に東日本大震災が起こった日です。
開催前に参加者で黙祷し、亡くなった方への祈りを捧げました。
松尾大社さんでは何度もお掃除をさせて頂いていますが、
今回は初めて、北側の砂利の駐車場をお掃除させていただきました。
北側の駐車場は砂利になっているため、草の根も強く、
いつもと同じ方法では抜くことができません。
掃除の会では、草を抜くとき、
・時計回りと反対の方向にねじって抜く
・抜いた草は、根をそろえて集める
・1ヶ所を集中して抜いていく
など、できるだけ自然に寄り添った、より学びの多い草抜きを実践していますが、
今回は、根っこが強くて深かったため、簡単に抜けなかったようです。
お掃除の後はいつも、リーダー・サブリーダーで振り返りをしていますが、
草抜き班は、さっそく次の改善点を思いつき、「次回は近いうちに開催したい!」と意気込んでいました。
松尾大社さんでは、開会式と閉会式に宮司さん、権禰宜さんがご挨拶してくださり、
普段なかなか聞くことができない、松尾大社の知られざる歴史についてお話してくださいます。
実は、今年の1月に松尾大社さんへテレビの取材があり、
古文書をデジタル化する取り組みをしている東京大学の研究者が訪問されたそうです。
松尾大社には1,200件を超える古文書があるそうで、その数が歴史の古さを物語っています。
織田信長の刀にまつわる不思議なお話など、普段では聞くとができないお話を伺いました。
また、一般的に神社の行事では、そこに祭られている御祭神に向かって礼拝しますが、
松尾大社の場合、ご祭神のほかに御所に向かって礼拝するそうです。
応仁の乱で11年もの間、神社の行事が行われなかった期間があり、
その際に京都の安寧を願い、御所にも礼拝をされたのが始まりだそうです。
この数年、新型コロナウィルス感染の流行により、神社のお祭りごとが縮小されていましたが、
今年は全国的に行事の再開をする神社が多く、松尾大社でも4月に行われる神幸祭・還幸祭で、
久しぶりに6基のお神輿そろっての開催となるそうです。
これから忙しくなる松尾大社さん。
“神様はきれいなところを好む”とのことですので、少しでもお力になれるように、
これからも関わらせていただければ幸いです。
次回4月の月例会は、安楽寺さんです!
ご縁あって、初めてお掃除させていただきます。
浄土宗の開祖法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人を開基とする歴史あるお寺です。
どなたでもお越しいただけますので、みなさまのご参加をお待ちしております!
2月は、毎年恒例の木屋町で街頭清掃をさせていただきました。
木屋町の街頭清掃は、毎週土曜日(第2日曜除く)に京都新洗組で活動していますが、
今回は月例会ということもあり、月例会でしか参加できないメンバーも集まり、
いつもの新洗組とは違う雰囲気でした。
また、KBSの方が新洗組の活動について取材に来てくださり、
「武部宏の日曜トーク」という番組に10分ほど、門川市長と加藤さんが
出演して、紹介してくださいました!
放送から1週間以内は、radikoで無料で聴くことができますので、
聴き逃した方は、ぜひ、2月12日(日)の放送をお聴きください。
今回はいつもの新洗組よりも参加者が多かったため、
お掃除するポイントごとにチームにわかれ、
それぞれの場所でまとまって、お掃除させていただきました。
お馴染みの四条大橋の草抜きや喫煙所、排水溝、ゴミ拾いに加え、
いつもお世話になっている自治会館のおトイレをお掃除させていただきました。
トイレ掃除は、ベテランの世話人から、道具の使い方や、
なぜこのようなやり方をするのかなどを少人数で丁寧に説明しながらの
プチトイレ掃除研修をさせていただきました。
ゴミ拾いチームは、新洗組副隊長の村尾くんと伊藤さんが
初のリーダー役を担ってくれました!
2人とも真面目なので、
「時間配分が難しかった、
もっと効率のいいやり方があったなと思った」など
色々反省する部分があったようですが、
新しい役割に挑戦することで、たくさん気づきがあり、
いい経験になった様子でした!
閉会式の挨拶では、「この1年があっという間でした。
最初は参加するだけで精いっぱいでしたが、
あと少しの時間をめいっぱい大切にしたいです」
と語ってくれました。
新洗組の隊長、副隊長になると、人前で話す機会が多くありますが、
最初の頃に比べると、話し方に落ち着きがあり、自信がでていて、
立派に成長した様子をみると、感慨深いものがあります。
若い方の吸収力や成長のスピードは本当に早くて、
”素直さ”や”謙虚さ”の大切さを、こちらが学ばせていただいています。
村尾くん、伊藤さん、今回参加できなかった隊長の谷口くんは、
今年の3月で新洗組を卒業します。
そんな3人の門出を祝うためのイベント、“出発式”が
来月3月11日(土)15:00から、ザ・ゲートホテル京都高瀬川3階自彊室で開催されます。
出発式は、いわゆる卒業式のような内容で、
新洗組のみんなで学生さんたちを盛大に送り出します。
参加者をまだまだ募集していますので、ご興味のある方は、お問合せください!
今月は、毎年恒例の吉田神社さんでお掃除させていただきました。
京都の鬼門を封じる吉田神社さんといえば、大規模な節分神事の火炉祭が有名です。京洛一大行事の直前ということで、1月にお掃除をさせていただくようになったそうです。
今回の参加者は50名近くの方にお越しいただきましたが、初めて吉田神社さんでお掃除をさせて頂いたときは、10名ほどだったそうです。「10年偉大なり、20年恐るべし、30年歴史になる」という言葉がありますが、長く続けるということは簡単なことではありません。
発足当初から途切れることなく、今に繋いでくれた方々のおかげで、こうして楽しく学ばせていただいているのだなと改めて感じました。
お掃除場所は、参集殿とその周辺の建物の拭き掃除、参集殿横のトイレ、境内の掃き掃除、吉田幼稚園さんのトイレの4ヶ所でお掃除させていただきました。吉田幼稚園さんとはコロナでここ数年は一緒にお掃除ができていませんでしたが、また再びご縁ができ、とてもうれしかったです。今年入職された新人の保育士さんも参加してくださり、「子どもたちが普段使うトイレを、みなさんと一緒に丁寧なお掃除ができて、とても清々しい気持ちになりました」と笑顔で話してくださる様子に、心打たれました。
もともと、トイレ掃除は「教育」の一環として、小学校を中心に活動していました。“環境が人を育てる”ということを重要視し、掃除を通じて何を学ぶのかということを大切にしてきました。本当に人が学ぶのは、人から教えられた知識ではなく、自分が“気づいた”時です。
その“気づき”を得られる環境が、今の掃除の学ぶ会にあるのか、常に自問い、
よりよい環境づくりをしていきたいと思います。
次回は2月11日(土)木屋町での街頭清掃です。
いつもと時間が異なり、6:00開始になりますので、よろしければぜひご参加ください。
今年最後の月例会は、長楽寺さんでお掃除させていただきました。
紅葉がきれいな長楽寺さんですが、今の時期はたくさんの落ち葉で、和尚さんお一人ではなかなかお掃除が大変です。
今回は、境内の落ち葉掃きと、庭園のあるお部屋、写経会が行われる雙龍舞閣の3班に分かれてお掃除させていただき、37名の方にご参加いただきました。
落ち葉掃きでは、集めた葉っぱでハートを作って、参加者の皆さまと自然に親しみながらお掃除させていただきました。和尚さんも一緒になって落ち葉集めをしてくださり、段差の多い境内を手慣れた様子で急斜面を渡り歩いておられました。
最後の感想発表では、「トイレを磨くととても愛着が湧いてきました」「お掃除をしながら自分の心と向き合えました」「お掃除を通じて自然を慈しむ感性を磨きたいと思った」など、今日のお掃除から何を感じたか、何を学んだかという感想が多くありました。
和尚さんからも「ただ掃除をするだけでなく、お掃除を通じて学ぼうという姿勢に感動しました」とおっしゃっていただきました。
長楽寺さんには除夜の鐘があり、年越しの際には一般の方に順番に鐘をついてもらうそうです。
煩悩は徳を積むことで相殺することもできるそうです。
今日のお掃除で少しでも煩悩が消えていたら、嬉しいです。
次回は来年1月14日(土)は恒例の吉田神社さんでのお掃除です。
毎年とても寒くなりますので、温かくして、ぜひご参加ください。
11月の月例会は新選組ゆかりの地である壬生寺にて開催いたしました。
壬生寺での月例会開催は、3回目。
壬生寺貫主 松浦 俊昭 様のご好意により、重要文化財ての狂言堂をお掃除させていただきました。
また、「人とのつながり」がキーワードとなるお掃除でした。
壬生狂言は、円覚上人が民衆に分かりやすい方法で仏様の教えを説こうとしたのが始まりで、
セリフがない身振り手振りの珍しい狂言となっています。
松浦様より、「過去に壬生寺は何度も災難があったが、壬生狂言だけは人と人との
つながりで絶えることなく伝統となっている」とのお話をしてくださいました。
壬生狂言を演じておられるのは壬生寺の方ではなく、年齢、職業も異なる方々が継承され、
熱心に演じておられます。
今回のお掃除を通じて、壬生狂言と私たちのお掃除の共通点と未来への継承について
気づいた点があります。
私たちのお掃除も年齢・職業が異なるメンバーによって支えられています。
今回の月例会では初参加の方がおられました。初参加の方が、今後もお掃除に
参加されて御縁がつながり、それが京都掃除に学ぶ会の伝統を継承されていることに
改めて気づくことができました。
また、困難な時代のなか、救いとなるのは、やはり人とのつながりです。
会わなくても人とつながることで人はつながることで人は安心して生きることができます。
なので、お掃除に来られる一人一人を徹底的に大切にすることが私たちの役目であると
実感いたしております。
お忙しい中、皆様と素敵なお掃除ができたこと、感謝申し上げます。
次回のお掃除は、長楽寺をお借りして12月10日(土)に行います。
ふるってご参加の程、よろしく申し上げます。
10月は、松尾大社さんでお掃除させていただきました。
松尾大社さんは、月例会では数ヶ月に一度、お掃除させていただいています。
前回は夏で、風鈴の音が響き、額に汗を流しながらのお掃除でしたが、
今回は爽やかな秋空が広がる、ちょうどいい気温の中のお掃除でした。
お掃除場所は、トイレ掃除を含めて4ヶ所。
この時期は七五三で多くの方が参拝にこられるので、参集殿の玄関のお掃除もさせていただきました。
玄関掃除では、はしごにのぼってほこりや蜘蛛の巣を取り除き、
手が届きにくいところも徹底的にきれいに!
見えないところをきれいにすると空気が変わります。
前月の退蔵院さんで初参加だったかたも続けてきてくださって、
お掃除の良さを感じてもらえたことがとてもうれしかったです!
今回も初参加の方が10名ほどおられ、月例会も活気づいてきました。
お掃除は、人が成長していく上で大切な「素直な心」を、自然と呼び戻してくれます。
最初は表情が硬かった人も、だんだんと生き生きしていく。
ベテランの人でも、毎回新たな気づきがあります。
お掃除を通じて、たくさんの学びを得られる感性を磨いていきたいですね。
開会式と閉会式では、権宮司さんと権禰宜さんから、それぞれ松尾大社の歴史についてお話しいただき、
なかなか本には書いていないような、貴重なお話を伺うことができました。
神道は、口承で伝えられていることも多いそうですが、
わかりやすく、神社の歴史を教えていただける機会はとても有難いです。
日本人として、神社のことをもっと身近に感じ、大切にしていきたいと思いました。
7月は、松尾大社さんでお掃除させていただきました。
今回は結婚式の挙式があったため、お酒の資料館がある清明館と境内の草抜きをさせていただきました。
早朝でもすでに気温が上がって、身体を動かすと汗が滲んできましたが、気持ちのいい汗をかくことができました。今の時期限定で、手水社を中心にたくさんの風鈴が飾られています。カランと鳴る高い音色と、艶やかなガラス細工は見ているだけで夏の涼を感じさせてくれます。夏の伝統的な風習で涼を感じることができるのは、とても素敵なことですね。
清明館の班では、トイレ掃除と床拭き担当に分かれてお掃除しました。トイレはもちろん、外側からサンを拭いたり蛍光灯もきれいなって、床のモップ掃除では、掃き掃除に使っている箒の埃までとる徹底ぶりで、「そこまでやるか」を実践している皆さんに驚かされてばかりでした。
草抜き班は、草の抜き方のコツを教えてもらったり、語り合いながら手を動かしたり、黙々と抜く人もいたり、それぞれのペースで草取りをしました。終わって一面を見渡すと、それぞれが担当した場所がパズルをはめ込んだように隙間なくきれいになっていて、広い境内に爽やかな風が吹いていました。
開会式と閉会式では松尾大社の岩田権禰宜様よりお話をいただきました。印象深かったのは、「社会」という言葉の語源についてお話しです。
昔、村で人々が争いごとを起こした時、争ってばかりではらちがあかないので、解決するために「神社」で話し合い、決め事を誓い合ったそうです。
この、「社」の前で「会」う、という習慣から「社会」という言葉ができました。
社会は、争いごとを暴力ではなく、互いの意見を尊重し、話し合いで解決する場です。
前日のショッキングなできごとがあった直後のことだったので、社会で生きていくこととはどういうことなのか、人が孤立し追い込まれると、巡り巡って理不尽な形で社会に放出される。人は、人との繋がりなくしては生きていけないということを改めて考える機会になりました。
感想発表では、「悩んでいたけど、仲間に会ってたくさん話を聞いてもらえて気持ちが安らいだ」と話してくれた方がいらっしゃいました。
お掃除は一人でもできますが、みんなでお掃除をすることで、お掃除を通じた心の通い合いが生まれ、真心こめた丁寧なお掃除が、人の心を温かくしてくれます。
掃除に学ぶ会では、そういう心の繋がりを感じられる場を大切にしていきたいと思いました。
6月の月例会は、木屋町の街頭清掃を行いました。
四条大橋と三条大橋の草抜きや喫煙所、排水溝、自治会館のトイレ掃除の班に分かれ、総勢40名ほどの方が参加してくださいました。
7月の祇園祭でお神輿が通る四条大橋は、毎年6月中に草抜きをしています。今年は3年ぶりに祇園祭が復活するとのことで、草抜きと欄干に張られた蜘蛛の巣をきれいにさせていただきました。
三条大橋も、四条大橋に比べると道幅が狭いですが、草がたくさん生えていて、決められた時間内でなんとか取りきることができました。
喫煙所では、地域のたばこの灰を回収しに来てださる方と一緒にお掃除をさせていただきました。初めて喫煙所をお掃除するメンバーもいたので、新鮮な視点で、いつもは手が届かないところまできれいにすることができました。
排水溝は、以前よくお掃除に来ていた“排水溝掃除のスペシャリスト”が久しぶりに参加してくれて、普段は2つが限界なところ、5つもお掃除することができました。地面に寝そべって、頭から落ちそうなくらいの姿勢で、排水溝掃除の極意を背中で語ってくれていました。
自治会館のトイレ掃除は、“プチリーダー研修”と称して、ベテランの世話人が新しいリーダーを育てるための実践研修を行いました。参加者の感想で「なぜこんな使い方をするのか、この道具を使うにはこんな意味があるなど、詳しく教えてもらって、とても勉強になった。自分が所属するコミュニティにも伝えたいと思った」「教え方の勉強になった」と、それぞれの視点で、とても学びが深かったようです。
人数が多かったので、最後は元立誠小学校の面影が残されているゲートホテルの入り口、正面橋で集合写真をとりました。お掃除をした後は、みなさん清々しい笑顔で、はつらつとしていて、話し声にも張りがあるように感じます。コロナで開催が中止される期間もありましたが、毎月、こんなに朝早くから大勢の方に集まっていただけることは、本当に有難いことです。
次回の7月は、松尾大社さんでお掃除をさせていただく予定です。まだまだ朝晩は冷え込む日が続いていますが、来月は暑くなっている頃ですので、水分補給などの厚さ対策をして、ぜひご参加ください。
今月は、長楽寺でお掃除させていただきました。
長楽寺さんとご縁ができたのは、ちょうど3年前の平成から令和に変わる頃でした。長楽寺さんのご本尊は、天皇陛下が御即位される時にしか御開帳されません。たくさんの方が訪れることが予想されていましたが、広い境内を和尚さんだけでお掃除をされいたため、ぜひお手伝いさせくださいというお話をしたことがきっかけです。
それから間もなく、感染症が流行し、小学校での開催が難しくなった時に、快く場所を提供してくださり、定期的にお掃除をさせていただくようになりました。
長楽寺の境内にはたくさんの木々があり、自然豊かな四季折々の表情を楽しむことができます。
とくに、この5月は新緑がとても美しく、青紅葉がきれいでした。
今回は、池のあるお庭をメインにお掃除させていただきました。今回初参加の小学生が枝にくっついていた、「モリアオガエル」の卵を見つけた!と、とてもうれしそうに話していました。
大人でもなかなか難しい休日の早起き。起きるだけでも花丸のところ、お掃除も一生懸命してくれて、最後の感想発表では「お掃除が楽しかったです!次来れたら来ます!」と初対面の大勢の大人の前で、しっかりと自分の言葉で話してくれていました。
お掃除を続けていると、こんな素敵な場面に立ち会うことができ、これもお掃除の魅力の一つだなぁと思います。
次回は、6/11(土)木屋町での街頭清掃です。
時間がいつもより早いですが、朝日を浴びながら、みなさんと一緒にお掃除することを楽しみにしています。
ぜひ、お越しください。
今月は、壬生寺でお掃除させていただきました。
当会世話人と貫主の松浦和尚とご縁があり、今回は本堂の中を特別にお掃除させていただきました。
本堂には、日本でここでしか見ることができない、友禅の壁画があります。
太陽の光による劣化を防ぐため、1年のうち7日間しか一般公開されないそうで、貴重な体験をさせていただきました。普段からお掃除をされていて、パッと見は、お掃除するところがあるのかな?というくらいきれいでした。しかし、広い敷地のお掃除を息子さんとお二人でされているため、手が届かないところもあります。
本堂の隅や窓の桟など、隅々までお掃除させていただきました。
松浦和尚はとても気さくで、サービス精神旺盛な方で、壬生寺の歴史など様々なお話をしてくださいました。
その中でも印象的だったのが、「修行」のお話です。
和尚が高野山で修行されていた時に、「修行」とは「間違っていたものを元にもどすことだ」と教えられたそうです。「修行」と聞くと一般的に何かを身につけるための訓練のようなイメージを持ちますが、人間、生きていると歪んでしまったり汚れが知らず知らずのうちについてしまいます。それを本来の在るべき姿に戻すことが修行なのだそうです。
「掃除」はまさに「修行」で、ついてしまった汚れを取り除き、元の姿にもどす行為です。
この「修行」は、お掃除だけでなく、人間の体も、人生にも言えることなのかなぁと思いました。だらしない姿勢を続けると体が歪んだり、汚い言葉を使ったり、自分が得することばかり考えていると心が歪んでしまいます。その歪みからくる苦しみを取り除くために、新しいものを身につけようとしたり、何かを代償にして“変える”ことにフォーカスしてしまいがちですが、本当は、本来の姿に“戻る”という意識を持つことが大切なのかもしれません。
次回のお掃除は第2土曜の5月14日(土)です。場所は未定ですが、7:00~9:30の時間で開催しますので、ご都合がつく方は、ぜひ予定を開けておいてくださいね。
場所が決まり次第、こちらのホームページでお知らせいたします。
3月の月例会は、松尾大社さんでお掃除させていただきました。
今回は、お酒の資料館のある清明館と婚礼などで使われるお部屋のすぐ近くのトイレ、社務所のおトイレの3班に分かれました。
蔓延防止期間中にもかかわらず、みなさんお忙しい中、たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。
手袋やマスクの着用など、感染対策を充分行った上で、お掃除させていただきました。
木屋町の街頭清掃には参加したことがあるけれど、月例会のトイレ掃除は初めてという方や、十数年ぶりに参加してくださる方もいらっしゃいました。
長年続けていることで、10年以上の時を経ても参加してくださる方がいると思うと、続けていくことは大切ですね。
松尾大社さんでは「松尾掃除に学ぶ会」として、十数年前から毎月第一日曜日に鳥居横の公衆トイレを継続しています。今は毎回20名を超える参加者が集まりますが、少ない時は3人でしていたそうです。
最初は汚れていたトイレも、今では「きれいなトイレ」と言っていただけるくらいになりました。
これも、長い間途切れることなく続けてきた賜物です。
閉会式では、松尾大社の岩田様にお話いただきました。
神様はきれいな場所を好まれるそうです。神道では、「浄明正直」という言葉を大事にされていますが、これは神社だけでなく、私たちの日々の生活でも大事にしていきたいです。
世話人挨拶では、来年度から会の運営に携わる世話人に、若手メンバーが加わることをご報告させていただきました。
掃除の会の立ち上げから、多くの方に認知していただくまでの苦労を乗り越え、活動を続けてくださったベテラン世話人の方々から大切なことを学びつつ、新しい挑戦をしていきたいと思います。
次回の月例会の開催は4月9日(土)7:00からですが、場所が未定です。3月下旬には確定しますので、改めてこちらのホームページでご案内させていただきます。
2月の月例会は、木屋町三条~四条間の街頭清掃を行いました。
木屋町での街頭清掃は、新洗組で毎週行っていますが、今回はいつもよりも時間を長くとって、四条大橋の草抜き、喫煙所、自治会館のトイレ掃除、道路を磨くゴシゴシ隊、街頭のゴミ拾い班に分かれ、チームで協力してお掃除させていただきました。
蔓延防止が発令されているからか、ゴミは少なかったですが、一ヶ所掃除をすると「あ、ここも汚れている」と、汚い時には目立ちにくかった汚れもよく見えるようになってきます。
お掃除後の感想発表では、
「いつもの街頭清掃ではなかなか手が回らないところをお掃除できた!」
「気が付いたらお掃除に夢中だった!」
「久しぶりに参加したら、木屋町がすごく綺麗になっていた!」
などなど、新洗組常連メンバーだけでなく、久しぶりに参加された方や初参加の方の感想もうかがうことができました。お掃除の後のみなさんのお顔は清々しく、閉会式はとても活気に溢れていました。
感想発表の後、新洗組の隊長、副隊長からそれぞれ、新洗組での活動を通じて感じたことについて、スピーチがありました。
新洗組の代表者である“隊長”は学生が受け継いできました。毎週のお掃除では始まりの会と終わりの会を仕切り、今日はどこに人手が必要か確認して、班分けをします。お掃除以外にも、参加した人に楽しんでもらえるような企画を考えたり、ボランティア用のゴミ袋を役所まで取りに行ったり、ゴミの収集業者への連絡など、裏方の仕事もあります。早朝に起きる、というだけでもハードルが高い学生にとって、学業と両立するのはなかなか大変なことです。
それでも、お掃除に来てよかった、みんなと出会えて充実した日々を送ることができたと、前向きな言葉で語ってくれました。
毎年この時期に行う“出発式”は、社会へ旅立つ学生を送り出す、新選組の一大イベントです。
今年は2月26日(土)15:00から開催しますので、ご都合がつく方はぜひ、ご参加ください。
申込フォームはこちらから↓↓
https://forms.gle/aDoNY5oDZSCUQ3Ma6
1月8日(土)は年初めの月例会でした。毎年1月は吉田神社さんでお掃除させていただいています。
吉田神社といえば、掃除後の冷たい水で冷え切った体に、温かい豚汁をみんなで食べるのが名物になっていましたが、今年も感染症拡大防止のため、控えさせていただきました。
今回は、トイレ掃除班と境内の掃き掃除、柱や椅子、床の拭き掃除をさせていただきました。トイレ掃除班では、お掃除を初めて今年で10年になる世話人がリーダーを務めました。一番最初にトイレ掃除をしたのが吉田神社だったということで、思い入れもあり、閉会式の挨拶では10年前に初めて参加した時の気持ちを語ってくれました。最初は徹底的にきれいにするトイレ掃除に驚きながらも、トイレ掃除を通じて自分の心が変化する不思議な魅力に惹かれ、10年を振り返り、自分の心の変化や成長を感じていたようです。10年偉大なり、20年恐るべし、30年歴史になるという中国の格言がありますが、続けることの大切さを改めて感じました。
権宮司さんからのご挨拶では、新しい年が明けたばかりということで、今年の干支である“壬寅”とはどんな年になるのかについてお話いただきました。壬寅は「新しいものを生み出す」という意味があるそうです。2年前から感染症によって世の中が急激に変化する時代において、感染症による悪影響はとても大きいですが、悪いことばかりではなく、良い方向に変化したものもあります。この「新しいものを生み出す」という言葉だけを聞くと、何か自分で新しいアイディアを思いついて、立ち上げていくようなイメージを持ちますが、本当の変化というものは、環境によって自然に生み出されるものだとおっしゃっていました。
日本の歴史において飢饉が起きた時、米騒動などの食糧市場が大混乱になった時代がありましたが、その経験から、日ごろから食糧を蓄えておくことや、豊かな人は貧しい人に分け与えるような意識ができていったといいます。つまり、何もないところに自分の内側から発するものではなく、環境の変化や外部からの刺激によって“やむにやまれぬ”状況に陥ったときに、人は自然に変化の道を選び、その変化こそが本質的なものとして新しい文化となっていきます。悪いものを悪いものだけと捉えず、その中にある変化の種を見つけていくことが、今の時代に必要な視点なのかもしれません。
吉田神社は、疫神を和ます役割として有名な神社ですが、近年ご祈祷の依頼が増えているそうです。
最近はオミクロン株の流行により感染者が増えてきていますので、みなさん体調に気を付けてくださいね。
12月11日(土)、年内最後の月例会は長楽寺さんで開催させていただきました。
今回は、掃き掃除を中心にお掃除させていただきました。紅葉の名所としても有名な長楽寺さんですが、この時期は散紅葉でお庭がいっぱいになります。残り紅葉が散っている様子もとてもきれいでした。お掃除は早朝からなので、お掃除をしている間にどんどん太陽が昇り、明るくなっていきます。
新型コロナウィルスの感染拡大も収まり、世話人の呼びかけもあって、たくさんの方にご参加いただきました。
落ち葉掃きをしていた方から、「ずっと下を向いて掃き掃除をしていたら、ふと顔を上げて見渡すと全く違う景色になっていた!」という感想もあるくらい、広い範囲までお掃除することができました。
いつもの本堂と落ち葉掃きに加えて、初めて「平安の滝」と灯篭をお掃除させていただきました。滝は普段、水が溜まっているのですが、事前に水を抜いていただいて岩場を磨きました。自然のままの姿も美しいですが、きちっと手入れされた姿も美しく、その場の空気も変わったように思います。
閉会式、世話人からのご挨拶で「一生お掃除」という話がありました。ご住職も念仏の前に、一番大切なことは「掃除だ」とおっしゃっていました。
お掃除はその場をただきれいにするだけではなく、お掃除をすることによって自分の純粋な気持ちを呼び起こしてくれます。目の前のものを丁寧に洗うことで自分の本当の気持ちが表れる。掃除の会のお掃除は、そんな気付きをもたらしてくれるものなのではないかなと思います。
少し早い年末のご挨拶ですが、今年も本当にお世話になりました。コロナ禍により月例会の中止を余儀なくされることもありましたが、それでもこれだけたくさんの方に参加していただくことでこの活動も続けることができています。
来年初めの月例会は1月8日(土)吉田神社さんで開催します。
寒い時期ですが、磨き初めとしてぜひみなさまのご参加をお待ちしております。
11月13日(土)に松尾大社さんで月例会をさせていただきました。
今回は、開会式と閉会式を行った清明館と参集殿の1階と2階のおトイレをお借りしてお掃除させていただきました。先月の関西ブロック大会でご縁があった方やトイレ掃除初参加の方もいらっしゃり、またいつもとは少し違う雰囲気でのお掃除ができました。
今月はお酒の神様を祭っておられる松尾大社さんの一大行事である新嘗祭があり、たくさんの方が来られます。
今の時期は七五三で参拝される方も来られるので、一段とおトイレをピカピカにしました。
宮司さんのお話では、神様はきれいなところと人が集まるところがお好きだそうです。
しかし、コロナ禍の影響で、大勢の人が集まることを良しとされない世の中になり、昨年の正月の参拝者数が全国平均で7割減少したそうです。
ところが、松尾大社さんでは参拝者数が2割減で抑えられました。「お正月は松尾さんに行かないと」と地元民の生活に切っても切り離せない存在であることが数字からもわかります。
月例会参加者にも、子どもの七五三はみんな松尾さんにお世話になったという人もいました。
宮司さんのお話で、もう一つ印象的だったのが、「祈り」と「感謝」のお話です。
年頭に「いいお米ができますように」と祈りをささげ、新嘗祭で「いいお米ができました。ありがとうございます。」と感謝を伝える。
1年の流れはこの「祈り」と「感謝」の繰り返しであるとおっしゃっていました。
もう今年も1ヶ月ちょっとです。
「今年も無事に過ごすことができました」と神様に感謝の心を伝えられるように残りの期間、悔いのないように過ごしたいですね。
今年最後の月例会は来月。「長楽寺」さんで行います。
色づき終わった紅葉のじゅうたんがたくさん落ちていますので、落ち葉はきを中心に行います。
ぜひ、ご参加ください。
10月1日に緊急事態宣言が解除され、2ヶ月ぶりに開催することができました。
とはいえ、まだまだ油断できない状況にも関わらず、たくさんの方にお越しいただきました。
一緒にお掃除をしてくださってみなさん、ありがとうございます!
コロナ禍により、この1年以上の間に、活動休止と再開が繰り返されてきました。以前の参加者が戻ってきてくれるだろうかと不安もありましたが、そんな心配も取り越し苦労で、むしろここ最近で一番久しぶり参加の方が多かったように思います。
さて、今回は長楽寺さんでお掃除させていただきました。
長楽寺さんには何度も訪れていますが、境内の豊かな木々が季節ごとに違う景色を見せてくれて、行くたびに楽しませてもらっています。
長い歴史を持つ長楽寺さんですが、最近ホームページを新しくされたそうです。
ご住職が「歴史を守るのも大切ですが、新しいことを取り入れていることも必要だ」とおっしゃっていました。
掃除の会も、本部の日本美しくする会は再来年で30周年を迎えるにあたり、新しいものを取り入れ、さらなる発展のために会の在り方や情報発信を模索しているところです。
ただ、新しいものを闇雲に取り入れるのではなく、お掃除の会が大切にしてきた「本質的な人の在り方」は、変わらぬものとして信念を持ちつつ、やり方を時代に合わせていく必要があるのだと思います。
今回は3班に分かれてお掃除をさせていただきましたが、お掃除を終えて戻ってこられるのみなさんの表情が、とても清々しく、生き生きしていました。
長楽寺さんの境内には、たくさん紅葉の木があって、毎年紅葉狩りに来られる方が大勢いらっしゃるそうですが、
そのあとの落ち葉掃除が大変のようで、12月にも長楽寺さんのお掃除をさせていただくことになりました。
来月は松尾大社さんでお掃除です。
このまま、感染が広がらないことを願い、みなさんとまたお掃除できることを楽しみにしています。
9月11日(土)に予定していました、長楽寺での月例会について、緊急事態宣言が発令されましたので、中止となりました。
緊急事態宣言のため、しばらくお休みしていましたが、3ヶ月ぶりに月例会を開催することができました。
蔓延防止等重点措置発令中にも関わらず、30名もの方にご参加いただきました。
もちろん、マスク・手袋着用、検温の実施など、活動再開にあたり感染対策をしっかり行いました。
長いお休み期間にみなさんウズウズされていたのか、たくさんの方にお越しいただき、
昨日まで続いていた雨も降らずお天気に恵まれました。
お掃除場所は、お酒の資料館のおトイレ、鳥居横の公衆トイレ、社務所内のトイレと、
連日の雨ですくすく育った草抜きの班に分かれ、ご奉仕させていただきました。
参加メンバーは、経験年数10年越えのベテランの方から初めての方まで、
いろんな立場の人が参加していましたが、それぞれ違った角度での学び必ずあるのが、トイレ掃除です。
何十回もトイレ掃除をしてきたメンバーでも、「新たな発見があった!」と
“学び”には終わりがないことを実感していました。
根気よく磨くことを重ねることで初めて気づく学びがあり、
また、初めての方にお伝えするときに”どのように伝えるか”“何を伝えるか”を考えることで、
伝える側の方が多くのことを勉強させていただきます。
単純なことでも淡々とやり続けることの大切さを学びました。
次回は新洗組でおなじみの木屋町です!
お盆の最中でお忙しいかと思いますが、皆様のご参加をお待ちしています!
第311回は、松尾大社でお掃除させていただきました。
今回は24名の方が参加してくれました。
久しぶりのメンバーもいて、顔を合わせて
「元気にしてた?」と話している様子がうかがえました。
こうやって、掃除の会が”帰れる場所”であるのは、
たくさんの人が入れ替わりながらも、”ずっと続けてきた”からこそですね。
松尾大社さんは昨年から3ヶ月に1度のペースでお掃除させていただいていて、
いろんなおトイレをきれいにしてきた感はありましたが、
前回どうしても開けられなかった換気扇と排水溝を開けることができ、
見えないところもスッキリきれいになりました。
お掃除は何回やったらいい、というものではなく、
コツコツと積み重ねていくことが大切ですね。
閉会式では、禰宜さんが神社のお話をしてくださり、
松尾大社は”いつから始まったのか”がわからないくらい、
京都ではとても古い歴史のある神社だそうです。
“自然”を神様として大切にしてきた日本人としての心を
大事にしていきたいなぁと改めて感じました。
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来月は、長楽寺でお掃除の予定です。
うまくいけば、桜が咲いているかもしれませんね。
ぜひ、ご参加ください!
第310回は、いつも新洗組でお掃除している木屋町で行いました。
今回は新洗組隊長の感想を掲載させていただきます。
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今日は三条大橋の近くで、嘔吐物を見つけました。
いつも水を頂いている高瀬川からは遠いところだったので、なんてところに吐いてくれたんやと思いながら、なんどもバケツをもって往復しました(笑)
最近は木屋町もごみが少なく、よく言えば掃除がしやすい状態でしたが、最後の月例会で苦労ができて良かったです。
私がお掃除に始めてきてから3年ほどたちました。その中で多くのことを学び、自分の考え方や人格さえも変わったと感じています。
ひとえに私のずっと前からお掃除を続けてきた方々や今一緒にお掃除をしてくださった方のおかげだと考えています。心より感謝申し上げます。
私ごとではございますが、4月からは大学を卒業し、ある在宅医療の会社で働きます。
その会社を選ぶことが出来たのも、お掃除で学んだおかげだと思っています。
今後私自身がもっと成長し、社会に貢献することが私に出来る最大の恩返しだと思っています。
これからもお掃除を続けるとともに、お掃除で学んだことを活かし仕事も頑張りたいです。
今後ともお見守り頂ければ幸いです。
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来月は、松尾大社でお掃除の予定です。
新型コロナウィルスの感染拡大の状況にもよりますが、
ご都合がよろしければ、ぜひ、ご参加ください!
第309回目は吉田神社さんでお掃除させていただきました。
毎年1月は吉田神社さんの敷地をお借りして、新年最初の心磨きをさせていただいています。
この日の最低気温はマイナス4.1℃。
集合時間の朝7時は、まだ薄暗く、まだお日さまの温かさを感じません。
「あれ?水が流れない!?」
よく見るとトイレの便器の水たまりが凍っていました。
手洗い場の水道を流すにも、水道管の中が凍ってしまい、蛇口にはつららが!
雑巾で壁を拭いたら、拭き後の水滴がどんどん凍っていきました。
いつものやり方が通用しない。
そんな時はみんなで話しながら、「どうやったらきれいにできるか」を考えます。
新年早々、知恵を絞らせていただきました。
吉田神社でのお掃除は毎年寒い時期のため、お湯を運ぶ班を作って、
各掃除場所に運んで回るという力仕事があります。
「あぁ~、幸せだぁ~」
冷え切った手をあったかいお湯に入れて、じんわりと温度がしみ込んでくる瞬間は
心も一緒に温めてくれます。
最後に権宮司さんよりご挨拶をいただきました。
そのお話の中で「隗より始めよ」というお言葉がありました。
どんな立派な人でも、最初は小さなことを積み重ねていって、
言うだけでなく、自らが行動を起こしていきます。
「清き明き心」という高い理想のために、どれだけの行動ができているか。
綺麗ごとでは終わらせないためには、言葉に惑わされず、行動に注目していく必要があります。
来月は木屋町での街頭清掃です。
京都を含む関西3府県では緊急事態宣言が要請されていますので、
感染対策には十分お気をつけてお越しください。
第308回目は長楽寺さんでお掃除させていただきました。
本堂の造りはもともと桃山城の城跡を移設されたそうで、
空気がピンと張っているような厳かな雰囲気が、心を穏やかにしてくれます。
開会式では、ご住職がおつとめをしてくださり、参加者で手を合わせました。
本堂には、天皇御即位時のみに開帳されるという観音さまがいらっしゃいます。平成から令和に変わった時も、その姿を一目見ようと多くの方が訪れ、
約1,200年もの歴史がある神聖な場所をお掃除させていただく
ご住職からのご挨拶で、「当たり前の反対は有難う」
今年始まってすぐにコロナ禍により、「当たり前」
来年1月は毎年恒例の吉田神社でのお掃除です。
感染が拡大している中ではありますが、
今回、「日本第一酒造神」として仰がれる松尾大社にて、トイレ掃除を開催いたしました。 月例会として開催するのは初めてですが、 松尾さんと掃除に学ぶ会の歴史は古く、 10年以上も前にさかのぼります。 有志による月一度のトイレ掃除は現在も続いております。
禰宜様の挨拶からは、掃除に学ぶ会との驚きのエピソードもあり、懐かしく思い出されました。
「コロナの影響で月例会が中止になってから、久しぶりのトイレ掃除です」という方が多くおられ、 汗かき汗かき熱心にお掃除しました。 神社でのお掃除ということもあり、格別な爽やかさです。
3班ではドリンクの差し入れもいただきました。
時間がありましたので、境内の草抜きもさせていただきました。
次回以降は以下の予定となっています。
○9月12日(土)@長楽寺
○10月10日(土)@木屋町
コロナ対策の上、ご参加をお待ちしております。
いつもご支援いただきありがとうございます。
時政和輝 拝